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『腰痛』根治攻略セミナーⅡ【2019.10.6開催】:参加者からの感想&講師コメント

講師から一言

今回のセミナーは『ぎっくり腰・慢性腰痛』がテーマでしたが、参加者の一人がセミナー前にぎっくり腰になり、腰痛を抱えつつの参加。

座っていると腰殿部に拍動性の痛みが出現するとのことでMRI検査を受けたところ、L5-S1にヘルニア様所見が確認できる状態…。

でも、これはある意味、今回のセミナー中にどれくらい痛みが取れるのかを証明できるので、良かったのかもしれませんね。

参加者も、腰痛患者を実際にどのように問診・検査をすすめ、治療していくのかを間近に見れ、大きな学びになったんじゃないかと思います。

ちなみにこの参加者の腰痛は、治療後、10あった痛みが1にまで減りました。

さて、ぎっくり腰、慢性腰痛は臨床で非常に多い疾患ですが、発生の背景・病態をきちんと理解し、患者様の状態に合わせた治療を行うことが重要です。

ただ揉んだり、引っ張ったりするだけで治せるような軽い腰痛なら良いんですが、1ヵ月以上経っても治らない難治例腰痛に対しては、きちんと的確な病態把握、発生原因の分析なんかを多角的に行なえなければ、治せないんです。

また深刻な腰痛を自分で治した経験から『正しい姿勢』について考察すると、世の中で言われている良い姿勢や「猫背はいけない」的な安直な話は間違っているのですが、そういった腰痛についての真実・事実を強調してお伝えしました。

今回のセミナー参加者が、結果を出すために必要な正しい治療ステップを踏んで、腰痛に苦しむ多くの患者様の救いとなってほしいかぎりです。

参加者からの感想

M.Iさん
理学療法士&柔道整復師

今日の講義で一番勉強になった事は何ですか?

今まで動作中心の治療が多く、痛みに対して理解ができていませんでした。
今回のセミナーで、曖昧にしていたところが、とてもシンプルに分かりやすく理解できました。

先生の臨床経験のお話も、とても参考になり、今までのモヤモヤ感がすっきりした気持ちでした。

徒手で勝負していく気概も教えて頂き、今後、開業を目指したい自分には本当に役立ちました。
今後もこちらのセミナーにて学びを深めていきたいと思います。

講師からコメント

厳しいプロスポーツの世界で活躍されていた経験を持つIさんは、結果を出すための厳しさを体で知っている方だと感じました。

「PTで独立開業」というと何だかとても異質で、ハードルが高く感じる人も多いかもしれませんが、自分が出せる結果に準じて生きていくという生き方は、今までIさんが歩んできた生き方にとても近いと思います。

何の矛盾もないし、患者さんにプラスを出した分、自分自身も発展して行けるという、潔い生き方です。

その分、結果を出すためには、陰ながら普通の人がしない‶逸脱した努力や苦労”をする必要がありますが、PTでありながらも柔道整復師の国家資格までを取得したIさんなら大丈夫だと思います。

昼間働き、夜、学校に通う生活は、自分自身の日常を犠牲にし、夕飯もゆっくり食べられない…そんな生活だったのではないでしょうか?

そうまでしても開業に向け、努力したその思いは、必ずIさんの背中を押す力となるはずです。

一歩一歩、焦らず、確実に力をつけていき、是非、独立開業して下さい。

きっと今までの苦労が報われる日が来ると思いますよ。

がんばって‼

荒川康行さん
柔道整復師

今日の講義で一番勉強になった事は何ですか?

他のセミナーと違って治療の本質を深くさらけ出してご紹介くださいました。

自分の経験のないことだらけであり、まさに「目からウロコ」でした。

難治症例も私達セラピストが出来る範囲があることを示して頂きました。

講師からコメント

その風貌から優しさ、人柄の良さがにじみ出ていて、「この先生になら何でも言える」と患者さんは感じていると思いました(私がそう感じました(笑))。

開業して間もなく、不安もたくさんあると思いますが、『取れる痛みを確実に取っていく』ことに集中すると気持ちが落ち着くはず(私も不安になると、「今日一日、目の前の患者さんにプラスを出す。それだけに心を集中しよう」と言い聞かせています)

痛みを取る治療テクニックはもちろん、姿勢・動作分析を学ぶことは、仕事の幅が広がり、院の自費診療メニューを増やすきっかけにもなるはずです。

どこもやっていない事をやれるようになることが、地域で生き残るためには必要なんじゃないかと私は考えています。

その意味で、今回お伝えしたことを復習動画で再度確認し、しっかりとモノにして下さいね。

次回、『臨つく』でお会いできるのを楽しみにしています。

T.Oさん
柔道整復師

今日の講義で一番勉強になった事は何ですか?

腹臥位での梨状筋、大腿方形筋の手技がとても効果的でした。

ぎっくり腰の素があり、またそれを取りきることができる手技を見れて良かった。

ぎっくり腰パターンがあり、症状、受傷別に患者に対応するので、患者の理解、安心が違うと感じた。

自分の痛みが10から1にまで減ったので本物です。

講師からコメント

今回の腰痛は線維輪の断裂(ダメージ)によるものと殿部・梨状筋系の合わさったものでしたね。

物理的刺激(硬さ)由来と化学的刺激(炎症)由来とを分け、治療を進めていくことが大切です。

お医者さんが薬を処方するように、PTは運動を処方するわけですが、自主トレという薬は、きちんと飲めば効果が出るし、飲まなきゃ効きません。

処方した2つの薬(ポールにりお腹を押す運動&すべり症矯正ストレッチ)をちゃんと飲んで、かつ、日常ではいけない姿勢を極力取らないようにして過ごして下さいね。

また経過はセミナー受講者専用ページに是非、投稿して皆でシェアしましょう。

今回は、腰痛を抱えながらも6時間の講義…、本当にお疲れ様でした。

岩崎孝俊さん
理学療法士

今日の講義で一番勉強になった事は何ですか?

PTは腰痛の話は何度も聞く事はあるが、本セミナーは治せる腰痛、治しづらい腰痛をしっかりと明確にしていることで無理なアプローチをせず、自分のターゲットを絞れる点が勉強になりました。

患者の本当の声がきける事がとても勉強になります。

講師からコメント

前回よりも格段に治療フォームが良くなっていました。

岩崎さんの身体には、体形から見ても十二分に力が備わっているはずなので、それを無駄なく指先に伝える工夫を今後も継続していって下さい。

一歩一歩、着実な進化を遂げていき、専門分野である心臓リハビリでも、ここで学んでいる知識と技術を活用し、患者さんに多くのプラスを出してほしいです。

次回、臨つくでは脊柱管狭搾症を取り上げます。

またたくさん質問して下さいね。

R.Tさん
柔道整復師

今日の講義で一番勉強になった事は何ですか?

腰痛はまず、筋・筋膜性の腰痛があるので、筋・筋膜の問題をしっかり施術することが大切だと改めて感じました。

施術も大雑把にやるのではなく、とても細かくやる事が大切だと感じました。

講師からコメント

治療指を作るため、人知れず親指一本での指立て伏せをしていたという話を伺い、妙に納得しました。

治療しているうしろ姿が只者ではない気がしていたので、世の中にはやはり、常軌を逸した努力をしている人がいるんだなぁとあらためて感じました。

そうでなきゃ17年も先頭を走れないですよね。

金子雅史さん
理学療法士

今日の講義で一番勉強になった事は何ですか?

実際の問診でのやりとりを見ることができ、糸日谷先生の質問の意図や患者様の返答に対する対応を知ることができる

講師からコメント

今はとにかく自分の取れる痛みをしっかり取ることに集中することが大切です。

打てる球を確実に打ち、ヒットを重ねていってください。

まだ打てない、苦手な球に意識を向けると心がざわつくはずです。

それよりも打てる球を確実にコツコツ打っていくスタイルがおススメですよ。

今、苦手な症状も、経験が進めば必ず結果が出せるようになります。でもそれにはある程度、開業後の臨床経験が必要となるんです。

焦る必要はありません。確実に進歩していますよ。

頑張ってください‼

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