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臨床力がつくセミナー【2019.11.6開催】:今回のポイントと参加者からの感想

講師から一言

今回の臨つくセミナーは柔整・鍼灸師3名、PT4名が参加し、『1年以上続く難治例腰痛の治療ポイント』についてお話しました。

通常、腰痛は何の治療を施さなくても4週間以内に8割の方が無症状となりますが、残り約2割の腰痛が、4週間以上経っても症状が残存するんです。

この2割が難治例腰痛と呼ばれます。

この難治例腰痛を治すポイントとなるのが、「この方の腰痛は、なぜ難治例化したのか?」を分析する観点です。

腰痛を筋・筋膜性腰痛、椎間板系、仙腸関節系、その他に分類し、それぞれが難治例化する理由について詳しく説明しました。

自費診療を成り立たせるには、難治例腰痛が治せなきゃなんですが、
病院で「手術しかない」と言われているようなケースに対し、落ち着いて”変えられる要素から変えていく”事がとても重要なんです。

難治例は、多くの場合、2ヵ月~半年くらいは継続した治療が必要となりますので、患者様からどうやったら信頼してもらえて、通院し続けてもらえるのか?が治療成功のカギとなります。

その辺のポイントについても講義内で詳しく説明しました。

今回、残念ながら参加できなかった方のために、以下に使用したPDFテキスト&動画を無料公開しますので、テキストを見ながら動画をご覧になって復習にお役立てください。

■■【無料テキスト】■■

 

参加者からの感想

M.Iさん
理学療法士&柔道整復師

今までの臨床で、どんな難治例腰痛患者の症状にお困りでしたか?

何十年も運送業をやっていた方で、骨盤後傾位で固まっている。
治療すると楽にはなるが、もどってしまう。

今回の講義を聞いて、どのような学びがありましたか?

今まで自分が学んできたことや信じていた治療法に対し、今ひとつ疑問があったのですが、今回のお話を聞いて、施術できる点や、「だから今まで治せなかったんだ!」という疑問が晴れた点がいくつもありました。

今回の講義で良かった点、印象に残ったことをお聞かせください。

・胸椎テスト
・仙腸関節の痛みは実は関節痛ではなく、硬結が原因だった点

Y.Aさん
柔道整復師

今までの臨床で、どんな難治例腰痛患者の症状にお困りでしたか?

器質的な要因があり、本人が‶ソレ”を原因として訴える症状。施術後の評価では良くなっているものの、本人は認めず。
⇒今回のセミナーでヒントを得たようです

今回の講義を聞いて、どのような学びがありましたか?

前回の腰痛セミナーⅡにおいて知らなかった事を今回更に深く学ばせて頂きました。
臨床に必要な知識、技術の学習方法を学べたと思いました。

今回の講義で良かった点、印象に残ったことをお聞かせください。

私の理想とする治療院の骨格があらためて見えるようになりました。
今までの経験、先生の教えを形にしたいと思います。ありがとうございました。

M.Kさん
理学療法士

今までの臨床で、どんな難治例腰痛患者の症状にお困りでしたか?

再現痛あり、施術にて痛みがなくなるが、2週間後に来院した際「どうですか?」と聞くと「可もなく不可もなく」とか「変わらない」と言う患者様が割と多いです。
セルフケアは伝えています。

今回の講義を聞いて、どのような学びがありましたか?

仙腸関節周囲痛症例に対して、腰背筋膜の硬結を探してみます。

今回の講義で良かった点、印象に残ったことをお聞かせください。

ストーリーや説明、言いまわし、持っていき方の重要性をあらためて感じました。
最後の話、【患者さんのために自分がいる・無になる】とても大切なことだと思いました。

岩崎孝俊さん
理学療法士

今までの臨床で、どんな難治例腰痛患者の症状にお困りでしたか?

・訴えがはっきりしない
・側弯
・再現痛が出せない
・痛いのに動けてる

今回の講義を聞いて、どのような学びがありましたか?

40代女性の場合、自分がどこまでできるか動画を見ながら、ポイントを説明してくれたので、今後の臨床でも同じような目線でみていきたい

今回の講義で良かった点、印象に残ったことをお聞かせください。

難治しているパターンの症例がしっかり問診から聞けた点

T.Oさん
柔道整復師

今までの臨床で、どんな難治例腰痛患者の症状にお困りでしたか?

・脊柱管狭搾症と診断された腰痛、下肢痛
・脊柱管狭窄症のope後の腰痛、足底のしびれ
・年1回ぎっくり腰椎の右側腹部痛

今回の講義を聞いて、どのような学びがありましたか?

・毎回結果を出す重要性、ストーリーが大事
・今までやってきてないこと(アプローチしてない事)をする。今までの治療院と違うと思わせること
・1回目ダメでした→2回目の治療点の切り替え。言い訳をしない、気持ち落ちない事は自分のスタイルとしてとても重要

今回の講義で良かった点、印象に残ったことをお聞かせください。

仙腸Jの痛み=筋硬結がほとんどという事。
最後の話が一番印象に残りました。同感です。

R.Tさん
柔道整復師

今までの臨床で、どんな難治例腰痛患者の症状にお困りでしたか?

・仙腸関節辺りにピンポイントに痛みがあり①歩行時に痛い人②臥位(仰)になると2~3分で痛くなる人
・立位で大腿前外側に痛みがあり、外側大腿皮神経のところを押すと放散痛があるので大腿四頭筋をゆるめてみたが、変化なし(職業:料理人)股Jに問題があるかもしれないと思ったが、その後来院せず

今回の講義を聞いて、どのような学びがありましたか?

話を聞いて治すことができるんだなと感じました。
痛みの元にしっかりとアプローチする、細かいところまで指先で感じるということが大事だと感じました。

今回の講義で良かった点、印象に残ったことをお聞かせください。

側弯症の人のパターンは初めて聞きました。
とても勉強になりました。

Y.Nさん
理学療法士

今までの臨床で、どんな難治例腰痛患者の症状にお困りでしたか?

・治療後は軽減→3~4日でもとにもどり、週1で通院
・動作はスムーズ(寝返り、起き上がり)だが「痛い」という訴え
・脊椎変形があり、左右の筋に差がある
・ope後のしびれ(狭窄症の)
・痛みに対して「あきらめ」ベースの人

今回の講義を聞いて、どのような学びがありましたか?

・「初回・初診」でインパクトをあたえること
・初回→2回目以降のステップの構築の必要性
・「難治腰痛」とひとくくりにするのではなく細分化して自分の介入できること、ポイントをしぼること

今回の講義で良かった点、印象に残ったことをお聞かせください。

初診での介入ポイント。次にどうつなげるかということ。
その人のため、結果につなげるということ→再確認できた

 

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