『肩こり』根治攻略セミナー【2020.2.2開催】:参加者からの感想&講師コメント



















講師から一言
昨日はお疲れ様でした。今回は、柔整師4名、PT2名が参加。
座学なし、テクニックだけのタフな6時間でしたね。
長時間、肩を治療されまくり、今日は揉み返しが出ているんじゃないでしょうか(謝)?
実際の患者さんには、治療強度に細心の注意をはらって下さいね。
【痛みを取る<気持ち良くする】くらいのスタンスが首肩治療にはちょうど良いかもしれません。
プラモデルではない、感情のある人間を治療するわけですから、治療が痛い時に必ず何らかのサインを出しているものです。
ある人は、呼吸を止めたり、足を動かした、肩をすくめたり…
何か異変を感じたらすかさず、「大丈夫ですか?痛いですか?」と声掛けをし、強度を調整して下さい。
患者さんの様子を目でみて、指先でも感じて治療する必要があるのが肩こり治療。ゆえにとても神経を使う治療のはずです。
解剖学やレシピに囚われすぎず、組織を感じることが大切です。
また、iSingは治療者のメンタル状態、性格、意図なんかがもろに伝わる治療なので、「この人に優しく、よくしよう」というような想いを持って触れることもとても重要なんです。
ただ痛みを取るのではなく、まるで『凍えてる子供の肩に優しく手を当て、温めてあげる』ような意識でiSingして下さい。
長時間のセミナー、大変お疲れ様でした。
金子雅史さん
理学療法士
■セミナー受講前の、肩こりに対するあなたの足りなかった点、弱点は何だったと思いますか?
指の力、硬結をしっかりとらえていない
■今日のセミナーを受講し、あなたの気持ち、考え方にどんな変化・学びがありましたか?
実技中心ですごく良かったです。
オンラインで座学、院で実技というシステムは非常に効率的だと思いました。
今日のようなガッツリ実技のセミナーを今後も企画していただきたいです。
今日のセミナーを受けて、難しく自分はまだまだ未熟、ぜんぜん出来ていなかったことを痛感しました。
また、毎回ですが、治療の奥深さをあらためて感じました。
フィードバックは普段の臨床では患者さんは言わないけど思ってるであろう貴重なことを聞くことが出来て良かったです。
ローテーションも、同じ僧帽筋下の肩甲挙筋TP治療でも被験者によって響く位置や角度が違うことを確認できました。
前回教えていただいた肩こり治療から更に大幅にバージョンアップしていて驚きました。
かなりビッグボリュームだったので、一つ一つのテクニックをモノにするまで時間がかかりそうですが患者さんを良くできるよう頑張ります!
オンラインでのアドバイス、 是非ともよろしくお願い致します。 モーニングセミナーも是非 ご検討いただきたいです。
よろしくお願い致します。
■講師からコメント
セミナーではレシピを教えることにどうしても時間が大きく割かれ、肝心の治療感の追求がどうしても手薄になります。
私としても歯がゆいのですが、学んだレシピを自分の臨床に持ち返り、実践で技を磨いていくのが今、やれる唯一の方法なんだと思います。
「治療のやり方を知ったこと」と「実際にやれること」には当然、違いがあります。
知った知識を頼りに、最初は見よう見まねでテクニックを使い、失敗を重ねつつ技を練り上げることでしか、実戦投入に耐えうる技術にはなりません。
失敗を恐れず、まずは使ってみて下さい。
モーニングセミナーも開催し、私にできる支援をどんどんしていきますね。
荒川康行さん
柔道整復師
■セミナー受講前の、肩こりに対するあなたの足りなかった点、弱点は何だったと思いますか?
肩こりの何たるかを知らずに施術を行ってきたため座学・実技ともに内容が濃く、理解していない事が罪深く感じた
■今日のセミナーを受講し、あなたの気持ち、考え方にどんな変化・学びがありましたか?
学ぶことの大切さを毎回セミナーに来るたびに教えられ、自分の弱点を常に考えさせられる思いです。
理想とする患者ファーストを志し、一段一段上がるしかないと思いました
■講師からコメント
iSingは恐いくらい患者さんに治療者の精神状態、性格などが手の平から伝わる治療法なんです。
患者になって、治療を受けてみればきっとそれは実感するはず。
その意味で荒川さんの手の平からは「優しさ・温かさ」がたくさん伝わってきます。
これは狙ってやれるものではなく、その人の生き様、治療者としてのスタンスが現れるものなんだと思うんです。
知識はいくらでも後付け出来るものですが、この手の平から伝わる優しさは一朝一夕で身につくものではありません。
きっと優しい笑顔の奥で人知れず御苦労されたんだろうなぁと思いました。
肩こりiSing治療はただ痛みが取れれば良いわけではなく、患者さんが極上にリラックスしなければなりませんが、手から伝わる優しさは、大変大きな武器です。
今後とも応援しますので、いつでも質問して下さい。
※基本的な事でも、全く問題ないので、遠慮なさらずに是非(私も分かっていない事たくさんありますから)。
M.Iさん
理学療法士&柔道整復師
■セミナー受講前の、肩こりに対するあなたの足りなかった点、弱点は何だったと思いますか?
教科書上の知識ではたりないことが分かりました。
又、アプローチすべき部位に対する知識がたりていなかった。
■今日のセミナーを受講し、あなたの気持ち、考え方にどんな変化・学びがありましたか?
iSingの強さについて『これくらいかな』という感覚をもっていたのですが見事に今回ははずれていた感じでした。
部位によって力のかけ方を再度見直してみる必要を感じました。
内容については最高でした!!
まだ自分は出来ないですがこれを高めていけば治してあげれるんだという道筋を示してもらえた気持ちです!!
もっと高めていきたいと思います。
■講師からコメント
教科書的知識は、セミナーなどで話をする際には必要なのですが、実際の疼痛治療では邪魔になることも多々あります。
むしろ解剖学的な知識がない人の方が素直に組織の硬さ・違和感を感じ、治療が上手くいくことも…。
知識があると「この筋はこういう形で、こんな硬さのはず」といった囚われが生じ、そのイメージ通りでない場合に上手く感じられないのです。
知識を一旦捨てて、ただただ指先の感覚を頼りに治療する。
始めのうちは、心もとない、手掛かりのない感覚になるかもしれませんが、先入観を捨て治療し続けると、割りと早い段階で「なるほど」という感覚が出てくるはずです。
そうなるともう疼痛治療は自在になりますので、今は試行錯誤を繰り返してください。
しっかりと臨床をやってきたIさんなのだから必ず辿り着けますよ。
T.Oさん
柔道整復師
■セミナー受講前の、肩こりに対するあなたの足りなかった点、弱点は何だったと思いますか?
・治療感
・どうせ治らないから、気持ちよければよいという考え
■今日のセミナーを受講し、あなたの気持ち、考え方にどんな変化・学びがありましたか?
・肩甲挙筋のトリガーを触診できたので、治せる気がしてきた
・治療メニューに肩こり特別治療なんか取り入れようか考え中
■講師からコメント
肚で治療する感覚をつかみかけているように感じましたよ。
自費での肩こり治療は実技1~5を上手く構成し、痛みを取る以外の要素にも十分な満足を与えられなければなりません。
今回は一つ一つのパートをぶつ切りで練習しましたが、実技1~5を臨床で一気にやることで、その流れの意味が見えてくると思います。
患者さんに「肩こりを治す+α」の特別な時間が提供できれば、肩こり特別治療は人気メニューになるはずです。
T.Sさん
柔道整復師
■セミナー受講前の、肩こりに対するあなたの足りなかった点、弱点は何だったと思いますか?
その場ではすっきりしても、すぐに戻ってしまって取りきるということが中々出来ていなかったです
■今日のセミナーを受講し、あなたの気持ち、考え方にどんな変化・学びがありましたか?
結局指の形や姿勢が一番大事!その上で治療の重要なポイントをしっかり押さえてれば良いということが分かりました
■講師からコメント
これからの長い治療家人生で大成してほしいし、可能性を物凄く感じる方なので、焦らず、自分のやりやすい感じより、正しい型・原理原則に則り、しばらくは今日のやり方でやってみてほしいです。
簡単で楽なやり方なら、いつでも誰でもやれますから。
それよりも数年かけなきゃ会得できないやり方を地道に追求し、小結ではなく、大横綱になるような育ち方をしてほしいです。
何度も何度も自分の手と会話することでしか感じ取れない、会得できない技術。
でも一旦要領を得れば、自転車の乗り方と同じで、もうずっと永遠に出来るようになるんです。
今日お伝えしたテクニックを臨床で使い、何か問題や分からない事が出たら、遠慮なくセミナー受講者専用ページで質問して下さい。
まずは「守破離の守」からいきましょう。
応援しています。
R.Tさん
柔道整復師
■セミナー受講前の、肩こりに対するあなたの足りなかった点、弱点は何だったと思いますか?
硬結を取りきれていなかった
■今日のセミナーを受講し、あなたの気持ち、考え方にどんな変化・学びがありましたか?
初心に帰る
■講師からコメント
治療全体の安定感は申し分ありません。
患者役からのフィードバックを参考に、臨床で技をさらに高めていって下さい。
硬結は、意識し続ければ必ず取れるようになります。
治療感を大切に、患者さんの感情までを意識して治療して下さいね。