1. HOME
  2. ブログ
  3. 8.独立開業で大切な『勇気』についての話①

8.独立開業で大切な『勇気』についての話①

今から20年前…私が25歳の頃、

大学を卒業してすぐに長野県の雪深い山奥に住む、ロルファー(筋膜リリース系の施術者)のマーク・カフェル博士に弟子入りし、住み込みで1年間の養成トレーニングを受けました。

 

師匠のマークは、身長190cmくらいあるアメリカ人の大男で、当時90歳位だったかな?。

アル・パチーノのようなしゃがれ声で話す、怒ると超恐いけど、愛ある人でした。

 

マークの口癖は、『Nothing is impossible!!(不可能なことなど何もない)』

あとよく言っていたのが、『Take a risk(危険を冒せ)』

ことあるごとに大声で『Nothing is impossible! Take a risk!』と叫び、「恐れず困難に立ち向かえ、人生にチャレンジしろ!」と力強く私達を叱咤激励するんです。

 

Line/Facebook pageの続き⇓

マーク自身の人生がまさにチャレンジの連続で、アメリカから日本に移住したのも確か80歳位の時(老人なのに凄い行動力!)。

若い頃、第二次世界大戦では戦闘機のパイロットとして勇猛果敢に戦い、戦後、名門スタンフォード大学で経済学を学んだ後は、多数の会社を設立させ、経済的成功を収めるのですが、娘さんの死をきっかけに新しい道を求め、ロルファーになった人です。

自分の腕の中で亡くなってしまった幼い娘さんの話をする度に、涙していました。

 

 

そんなマークはダライラマ14世にもロルフィングのセッションを行った事がある、伝説的セラピストなんですが、

老人のマークの方が、当時20代だった私なんかよりもよっぽど人生に対し、挑戦する気概に満ち溢れていて、

私はいつもマークの生きる気迫に圧倒されっぱなし(汗)。

 

 

インタビューを受ける在りし日のマーク・カフェル博士。

 

当時、私は大学卒業後、就職もせずトレーニングに参加しているのもあって、将来に非常な不安を抱えていて、マークにその思いを打ち明けた時のことです。

 

 

「マーク、この先の人生が不安でいっぱいです。あなたのように力強く生きていく自信が無い…。人生に何か確信というか、保障というか…、安心できる何かが欲しいんです。だからこの集中トレーニングで技術を身につけたいんです。」

 

 

すると、いつもは大声のマークが、静かにこう私を諭しました。

「残念ながら、人生には保障など何もないよ。次に何が起こるかなんて、誰にも分かるはずないじゃないか。それなのに未来をそれほど恐れて何になる?」

 

 

大学卒業後の進路が何も決まっていなかった私(就職氷河期に25歳でプー太郎…)は、そう言われても納得できず

「そんなん言っても不安なものは不安なんです。だから何か資格とか、手に職とか身につけて少しでも安心したいんです」

 

 

するとマークは、大声で

情けない事を言うな!!それでも男か!! 安心しながら生きていこうなんて願うこと自体意味がないだろ。人生はそんなんじゃない。もっと頭を使って考えろ!!(Use your “Goddamn” brain!!)」

と真剣に怒鳴られました。

 

 

私は「マークの言っていること、頭では理解できても、気持ちが追い付かないんです。考えても仕方ない事を考え、不安に押しつぶされそうになるんです」

するとマークは、真っ直ぐに私を見つめ

「私も振り返れば、人生で幾度も迷い、娘を失った時には生きていく意味を一度は見失った。この年になっても落ち込みふさぐ日がある。でも、それが人生なんだ。

次に何が起こるかなんて誰にも分からない、それでも人生は続いていく。だからこそ、どんな時も勇気を頼りに前に進むしかないんだ。

未知のリスクに立ち向かう勇気さえあれば、人生は必ず次の展開を迎える。立ち止まっていては何も変わらない。

全ては自分次第なんだよ(It’s up to you)。」

 

 

It’s up to you…

雪が5メートルも降り積もる長野県南小谷村で過ごした一年間、20代の不安定な私に「人生は全て自分次第なんだ」と何度も何度も語ってくれたマーク。

あれから20年経ち、開業してみて、ホントにその通りだよなぁと実感します。

続きはコチラをClick!

 

『臨床力がつく』30分オンラインセミナーの参加方法

 

関連記事

【投稿者の経歴】

糸日谷 哲章 【イトヒヤ テッショウ】

保健医療学修士/理学療法士/柔道整復師/
シン・インテグレーション認定施術者

運動学的観点から痛みの発生原因を追求し、難治性疼痛に特化した治療を行う

≫詳しいプロフィールはこちら