今すぐできる !!『立ち方・歩き方を変えるだけでお腹が痩せる』

先日、私の患者様から嬉しい報告がありました。

この方は50代女性で、職業は立ち仕事。

年末、病院の健康診断でウエスト・体重を測定したところ、去年よりなんと体重が6キロ、ウエストは7センチもダウンしていました。

去年のデータとの違いに驚いた看護婦さんが「何をしてこんなに痩せれたの？」と聞いてきたそうです。

実はこの女性、今まで何度かダイエットに挑戦しても続かず、結果もなかなか出ず悩んでいらっしゃいました。

3か月前に私にその事を打ち明けられたので、まずは立ち方・歩き方を変えるよう指導し、一緒に練習しました。

「立ち方・歩き方を変えるだけならば私でもできる！」と、その日から四六時中その事を意識して生活していたそうです。

常に意識することは簡単なことではありませんが、その方は熱心に行った結果、たった3か月間で体重・ウエストが減ったのです。

普通、痩せてもお腹だけは痩せないものですが、この女性はお腹だけが痩せたのです。

本人も年を取ると腰回りの贅肉がつくものなのに、その肉が落ちて、周りに羨ましがられると喜んでいました。

■痩せる立ち方のポイント：常に骨盤を立てるよう意識する

この方の以前の立ち方は背筋優位の立ち方。

背筋で頑張って立っていて、腹筋がほとんど動作に参加していませんでした（その事が肩こり・腰痛の一要因にもなっています）。

そこでこれからはそれを完全に逆にして、常に腹筋が動作に参加し、腹筋で頑張って立って歩けるよう指導しました（頑張る場所を変えたのです）。

具体的には骨盤を常に立て、肩を落とすことを練習しました。

“骨盤を立てる”というのは腰を反ることではなく、お腹をへこますことでもありません。

この辺のニュアンスは、文章では伝えにくのですが、実際に一緒にやったらすぐわかるはずです。

道具も場所も必要なく、日常生活そのものがエクササイズとなり、誰でも今日からすぐにできるので是非、おすすめです。

50代の女性が3ヶ月間立ち方・歩き方を変えただけでこれだけの成果が出たことは、多くの人々の希望になりますよね。

お腹が痩せるだけでなく、腰痛・肩凝り軽減にも立ち方・歩き方を変えることは大切なんですよ。

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