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坐骨神経痛になる歩き方①

 

なぜ坐骨神経痛は片側(右か左)にだけなるのか?

坐骨神経痛は整形外科領域で頻出する診断名です。

レントゲンに異常が無く、腰痛や下肢痛がある場合、よく出される診断名ではないでしょうか。

しかし、坐骨神経痛という診断名には落とし穴があります。

読んで字のごとく、「坐骨神経が痛いのですね」という意味ですが、神経が痛む原因には色々とあるのです。

病院で坐骨神経痛と言われた人は、例えるならばお腹が痛くて病院に行って、診断名「腹痛です。」と言われたのと同じこと。

つまり痛みの原因は胃潰瘍かもしれないし、肓腸かもしれないし…。

その辺をはっきりと言われてないのと一緒なのです。

徒手療法でしっかりと治せる坐骨神経痛の代表が「梨状筋症候群」と呼ばれる筋肉の硬さが原因で起こる坐骨神経痛です。

私が16年間の臨床で出会った坐骨神経痛の90%以上が梨状筋症候群でした(それ以外の坐骨神経痛の原因はこちらをご覧ください⇒クリック)。

坐骨神経痛はほぼ100%、片側にだけ生じます。

一般的に左足の坐骨神経痛が多い印象がありますが、野球などの特別なスポーツをやっていた人などは右足に出るかもしれません。

いずれにせよ両足同時に坐骨神経痛になることはまずありません(もし両側同時に症状が出ているならば、坐骨神経痛以外のもっと深刻な病態を疑います)。

では、なぜあなたの坐骨神経痛は右側(または左側)に出現し、反対側はならなかったのでしょうか?

この辺りのメカニズムを解明し、大元の原因を改善なければ、一旦、治療で症状が消えたとしても再発は必至です。

座り作業が一要因となりますが、座っていてなるのなら両側なってもおかしくないと思いませんか?

答えはあなたの歩き方にあるのです。

ではどのような歩き方が坐骨神経痛を引き起こしてしまうのでしょう?⇒坐骨神経痛になる歩き方②へ

坐骨神経痛になる歩き方②

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【投稿者の経歴】

糸日谷 哲章 【イトヒヤ テッショウ】

保健医療学修士/理学療法士/柔道整復師/
シン・インテグレーション認定施術者

運動学的観点から痛みの発生原因を追求し、難治性疼痛に特化した治療を行う

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