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9.独立開業で大切な『勇気』についての話②

独立開業で必要なのは、とにかく何でも出来ることから行動すること。

用意周到に準備してから行動するんじゃなく、見切り発車でも良いから、今出来ることをどんどんやっていくんです。

 

 

だから必要なのは、資格でも何でもなく、ただただ勇気と信念。

 

 

実は私も独立開業の最初の一歩がなかなか踏み出せなくて、色々準備が整ってからって思っていたんです。

でも、知り合いの経営者に「何ビビってんだ!!ここまで来たら、もうやるしかないだろ」ってガツンと叱咤激励され、やっと一歩が踏み出せたんですけど、結構、勇気が必要でした。

 

 

開業に必要な人(業者さんや開業経験者)に会うために、自分から勇気を出してアポイントを取って、色々な場所に飛び込んでいかなきゃならなかったし、

開業後も新患さんが来るたびに緊張しながらも勇気を持って治療しなければならなかったし…

兎にも角にも『勇気』が必要でした。

 

 

勇気ってただ出そうと思っても出るもんじゃなくて、やっぱり今まで積み重ねた努力があってこそ出るもんなんですよね。

 

 

ずっと真面目にやってきたんだ。
これだけ努力してきたんだから。

ってのがあると、震えながらも土壇場で勇気が湧いてくる。

 

 

受験なんかもそうですよね?
散々、嫌という程勉強したからこそ、試験当日に「大丈夫!」って落ち着いて臨めるじゃないですか。

だからやっぱり地味だけど、日々の努力が全てなんです。

 

今、このブログを読んでくれている人ってきっと、独立開業に興味があるんだと思うんだけど、

柔整師さんはもともと独立志向だから、覚悟は最初からある程度できているのかなぁ?

もしPTで独立するなら、病院を辞め、脱サラするわけだし、その恐さは人一倍なのかも…?。

 

 

ただどんな職種でも、起業するのって最初は恐いと思うけど、その恐さと立ち向かい、色々真剣に考えて、努力も十分以上にして、準備して臨むのなら後は勇気さえあれば必ず道は開かれる。

 

 

患者さんだって、人一倍努力し、真剣な思いで開業した先生になら「ついて行きたい」って思うものですよ。

逆にもうけ主義のなんちゃってだと、きっとすぐにバレて、患者さんは離れてしまうんじゃないかな(汗)。

 

 

私も開業当初は不安でしたけど、日々、勇気を失わないよう、今までずっと心がけてきた事は

  • 治療に関し一切の妥協をせず、治療結果に全責任を持つ
  • 人がしない努力をする

本当に自信や勇気を持てるようになるには、患者さんからの「ありがとう」なんて言葉に酔わず、どこまでも冷静・客観的に“痛みがとれたのか”に注目する。

で、本当に結果が出せるようになると自然と自信と勇気が持てるようになります(プロの仕事が出来ている実感が気持ちを支えてくれる)。

 

 

患者さんが喜んでくれているとか、優しさ・礼儀とかの接遇面は、当然クリアーしなきゃなので、そこは当たり前のこととして、

開業する以上、ちゃんと結果が出せているのかをシビアに考える。

 

 

で、結果が出ていなければそれをきちんと受け止め、改善策をストイックに追求していく。

そういう直向きな努力・修練を何年も続けていく内に、いつのまにか結果が出せるようになり、その修練の日々の中で、人格も磨かれていく。

 

 

こんな感じで力をつけていけば、開業しても必ず患者さんは来てくれます。

 

 

あと人がしない努力の一つに、開業して以来8年間、毎朝6時(時には4時半とか)には出勤し、治療院で勉強したり、体を鍛えたり、患者さんを迎える準備などをしています。

『この地域で一番朝早くから仕事している治療院』っていうのを密かに自負し、それを勇気に変えてるんです。

腕一本で食っていくって、並大抵じゃないけど、生きている実感、やりがい、幸せ感は病院勤務時代では全く味わえなかった別次元のレベルです。

で、サラリーマン時代と独立開業後を比べ、独立後の方が大変なのかというと一概にそうとも言えません。

ストレスの質が異なるというか…。

 

 

サラリーマン時代は職場の人間関係に苦しみ、出勤するのが嫌な日、多かったし、仕事中は大抵イライラしていたけど、今はそういうこと一切なし(笑)。

 

 

ただ、開業したらサラリーマン時代のようにちょっと熱があるから今日はお休みしますってわけにはいかないので、その分、体調管理にはいつも超気をつけなきゃ出し、

休日ものんびり過ごすなんてことはあまりなく、セミナー準備など、何かしら仕事をしていることが多いし…

 

 

雇われPT時代よりも、俄然、仕事に対するレベル、求められる結果も高く、そのプレッシャーは常にあるけど、それが“やりがい”でむしろ燃えるし、

それを苦しい・辛いと感じたことは今のところ一度もないかも。

 

 

自分は雇われ時代に感じていた人間関係のストレスの方が、今よりよっぽど辛かったなぁ…。

 

 

独立開業…。

色々な不安があると思うけど、患者さんに結果を出した分、食べていけるというシンプルな生き方は、潔くて、さっぱりと生きれて、私にとっては凄く良かったです。

頑張った分だけ収入が増えるし、実力に応じて正当に世間に評価される。

先輩も後輩も上司も部下も関係ないし、世渡り上手でなくても良い。誰に媚びる必要もない、本当に腕だけの世界ですから。

 

 

でも勇気を持って新たなチャレンジに踏み出すか、今のまま留まって生きるのか、どちらが幸せなのかは、個人個人違うと思う(起業する動機、実力、性格など各々違うし…)。

ただ、人生で何かを変えたいと強く願うのなら、天国のマークはきっと大声でこう言うでしょう…

『Nothing is impossible.Take a risk!!  but… It’s up to you!!』

 

https://gairai-pain.com/special/rinntuku-online-4-6/

 

 

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【投稿者の経歴】

糸日谷 哲章 【イトヒヤ テッショウ】

保健医療学修士/理学療法士/柔道整復師/
シン・インテグレーション認定施術者

運動学的観点から痛みの発生原因を追求し、難治性疼痛に特化した治療を行う

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