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2.開業したいけど、まず何から始めれば良いか分からない…

私も開業前、頭の中ではあれもやらなきゃこれもやらなきゃと、思いつくままに行動するのですが、何かが違う…。

なんか空回りしていて、同じところをグルグル回っているような、結果の出ない行動を取りがちでした。

 

どんな挑戦もまずは自分なりの試行錯誤がなければ、何が良くて何が悪いのかの判断基準もできないので、

そんながむしゃらな時期があっても良いと思うのですが、いつまでもそのやり方では前には進みませんよね。

 

 

私がそんな空回りの渦から抜け出せたのは、『起業理念:自分は何の為に開業するのか』についてしっかり考えるようになってからでした。

独立開業前に一番最初にしっかりと自問自答すべき質問

どこに店舗を構えるべきか?

治療費の設定は?

宣伝はどうしよう…?

開業前は、ついそんなことばかりを考えてしまうはずです。

でもそれよりも先にしっかりと考えたほうが良いことがあります。

それはずばり起業理念。

独立開業を支える背骨ともなる『開業コンセプト』を決めることです。

 

 

あなたはなぜ独立開業したいのでしょう?

収入を上げたいから?

確かにそれはあるでしょう。
でもそれだけだときっとどこかで挫折してしまうかも…。

 

 

運良く独立開業が順調に滞りなく進み、収入も狙い通り、今の何倍にもなれば良いのですが、
もしかしたら開業してすぐは実力があっても世の人が認めてくれず、苦しい時代があるかもしれません。

 

 

そんな時、お金の事だけで開業した場合、その苦しい時代を踏ん張りきれないかもしれません。

お金のことより、もっと大切な事を考えてから起業するべきです。

自分は何の為に、どんな治療院を作りたくて開業するのか?

この問いを深く、じっくりと考えることはとても意味があります。

そして自分なりの答えをはっきりと見つけられた時、あなたの開業を支える大切な軸ができるのです。

自分の場合、“収入面をよくしたい気持ちは確かにチラつくけど、折角開業する以上、本当に患者さんの役に立つための治療院を作ろう”

 

 

“痛みに苦しんでいる患者様が心から「こんな治療院があって良かった」と言ってもらえるような治療院を本気で作ってみよう”という答えにたどり着きました。

独立開業がもし失敗しても…

もし仮に今回の独立開業という、人生をかけた挑戦が失敗に終わっても、「自分は世の中で痛みに苦しむ人々の役に立とうと挑戦したんだ。失敗したけど恥しい事ではなかったんだ」と思えるような挑戦の仕方をしようとも考えました。

そういう挑戦ならばどんな結果になってもきっとまたやり直せるだろうと。

 

 

でもそんな風に捨て身で世のため人のために立ち向った時、きっと家族や周りの人々も応援してくれるし、もしかしたらそんな真直ぐな思いに神様が味方してくれるかもしれません。

お金のためだけに独立開業して成功しても、きっといつかは先細ってしまうのではないでしょうか?

 

 

最初にしっかりとした起業理念、自分が病院を辞めるリスクを冒してまで開業する以上、どんな治療院を作りたくて開業するのか?この問いに対する答えを持って開業準備を進めるべきです。

 

 

そしてその問いの答えが、“自分の冒すリスクよりずっと価値があるぞ、人生をかける意味があるぞ”と思えた時、独立へ向けての具体的な行動が取れるようになります。

 

すると店舗選びなんかも必然的に「こんな広さじゃなきゃ自分のやりたいことができない」とかいう具体的なこだわりも出てきます。

そしてしっかりとした起業理念が店舗の色のイメージだったり、HPのデザインだったりに自然と現れてくるのです。

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【投稿者の経歴】

糸日谷 哲章 【イトヒヤ テッショウ】

保健医療学修士/理学療法士/柔道整復師/
シン・インテグレーション認定施術者

運動学的観点から痛みの発生原因を追求し、難治性疼痛に特化した治療を行う

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