結滞動作治療…何をすれば良い? その4
■左手より右手の方が背中を触れないのはなぜ?
本来、人の体は心臓の位置関係により胸郭が変形しているため、右手の方が背中を触れないものです。これは異常ではなく正常です。
鎖骨の長さも多くの人で右の方が短いんです。
ですから仮に右に結滞動作制限が生じている場合、目指す最終可動域を左手の高さに合わせROMexを行うと生理学的可動域を越える場合があり注意が必要です。
ケースバイケースですが右手の結滞動作障害はほどほどの角度を目指しましょう。
■治療家向けセミナー開催のお知らせ

バンザイは何とかできるようになったけど、結滞動作で痛みが残ってしまう…
自主トレを患者さんに指導して、真面目にを行ってもらっているけど、一向に可動域が拡大しない…

今回はこのような悩みや疑問を解消すべく、プロの治療家に向けた6名限定の1Dayセミナーを開催します。
参加資格はPT・OT・柔整師・AT・按摩マッサージ師などの肩関節治療に携わる方全般です。