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『手をつくと手首や親指の付け根が痛い…』中高年女性に多い母指CM関節症について

プールから出るとき手をつくと手首の当たりが毎回痛むんです…
ビンの蓋を開けようとすると親指の付け根が痛くて…

手首や指の痛みを抱える中高年女性は非常に多いのですが、整形外科では体底が「年齢からくるものです」とだけ言われ、あまり積極的な治療が行われないようですね。

ご本人たちも「歳だから仕方ない」を半分諦めていますが、実は正しい治療をすれば意外と簡単に痛みは取れます。

下の動画の女性は健康維持のため、週に3回プールで泳いでいるのですが、プールから出る際、手を着くと手首が痛むとの訴えでした。

親指の付け根が痛むので、最初は「ばね指・腱鞘炎かな」と思い鑑別診断したところCM関節変形性関節症でした。

『ばね指・腱鞘炎の原因と治し方について』詳しくはコチラ

CM関節症とは?

CM関節(母指手根中手関節:Carpometacarpal joint)は日常生活で一番使う親指の付け根の関節です。

CM関節症は物をつまむ時やビンの蓋を開ける動作で母指の付け根(手首の辺り)に痛みがあり、日常での手の動作が困難となる疾患です。

このCM関節症の多くは、使いすぎや老化に伴って関節軟骨の摩耗が起きることが原因で、「変形性膝関節症の親指版」といった感じです。

45歳以上の女性(閉経後の女性)に多く、進行すると関節が腫れ、亜脱臼して関節が変形する場合もあります。

痛みの原因は年齢からくる関節の変形なのですが、軟骨が痛いわけではなく、組織の線維化(硬くなること)が痛みの原因なので、筋硬結リリーステクニックで比較的簡単に取れます。

ばね指と同じ部位に痛みが出るので、よく誤診されてしまうのですが、ばね指とは病態が異なります(ばね指はフィンケルシュタインテスト陽性ですが、CM関節症は陰性です。

膝関節痛同様、CM関節症も「歳だから仕方ない」と諦める必要は全くありません。骨の変形は治せなくても、痛み自体はスッキリ取れますよ。

筋硬結リリーステクニックとは?

筋肉は長時間の無理な姿勢や、怪我などによる強い外力が加わると、ミクロのレベルで傷がつきます。
その小さなミクロの傷が硬い”コリ”のような組織に変化したもの、それが筋硬結です。
筋硬結は正常な筋組織と比べ血流が著しく悪く、すぐに酸欠状態となるため、しつこい痛みの原因となります。
病院で「関節や骨に異常がある」、「手術が必要」と言われた患者様でも、注意深く組織を触察して痛みの原因を探ると、ほとんどの場合、この筋硬結が痛みを引き起こす主原因となっています。

筋硬結は身体の深部にも多く発生するため、通常のマッサージやストレッチでは根本からしっかり除去することはできません。
そこで臨床における試行錯誤の末にたどりついた、硬結除去に圧倒的効果を発揮する治療法、それが筋硬結リリーステクニック【iSing:アイジング】です。
iSingはマーク・カフェル博士が考案した身体統合技法シン・インテグレーション(Shin Integration)で用いるテクニックを疼痛治療に特化した形へ独自進化させたものです。
これまでに病院では治せなかった多くの難治性疼痛患者様からの絶大な評価を得ています。

筋硬結リリーステクニックについて詳しくはコチラ

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【投稿者の経歴】

糸日谷 哲章 【イトヒヤ テッショウ】

保健医療学修士/理学療法士/柔道整復師/
シン・インテグレーション認定施術者

運動学的観点から痛みの発生原因を追求し、難治性疼痛に特化した治療を行う

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いとひや整骨院

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