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セミナーで伝えたテクニックでどの位変化を起こせるのか?

先日、四十肩凍結後期編セミナーを開催し、無事終了しました。

今回は、『結滞動作障害の改善』がテーマでした。

折角なので『セミナーでお伝えするテクニックで本当に効果がでるのか』を検証してもらおうと思い、講義最初に受講者の肩関節伸展角度を撮影し、講義中に治療を受けた後に再度撮影して肩関節伸展角度の変化を客観的に比較しました。

参加者全員、四十肩ではない健康な肩なのですが、短時間の治療でこれ位の変化がありました。

伸展角度の正常可動域は45°とされていますが、中には90°近くまで上がった人もいましたよ。

伸展制限を有する四十肩患者様なら、もっと簡単に多くの変化が起こせることでしょう。

角度に一番大きな変化が起きたのは、上腕二頭筋長頭腱の滑走性を向上させるアプローチ後でした。

皆さん、今までは「結滞動作の改善は難しい…。簡単には変えられない」と感じていたようですが、その変化に驚き、自信を持てたようです。

次回は、6月5日(水)開催『臨床力がつくセミナー』でお会いできるのを楽しみにしています。

受講者からの感想メール その1

糸日谷先生

おはようございます。先日もご指導いただきありがとうございました。
アンケートを送らせていただきます。

本日のセミナーで良かった点

  • ■受講者全員の写真を毎回実技後にとり、BeforeAfterを確認できたこと
  • ■レシピの流れを何度も反復して行うので、流れを覚えることができたこと
  • ■臨床動画で実際にどのような雰囲気でやっているのかを見れたこと
  • ■iSingをするための指づくりのポイント、アドバイス等を教えて頂けたこと
  • ■講師の手技を受けた上で、受講者同士でやるためフィードバックがしやすいこと
  • ■デコルテへのアプローチに抵抗があったが、講師からのポイントやアドバイス、および、被験者からのフィードバックをいただけたことで抵抗感がなくなったこと
  • ■患者様あるあるで、実際にあった患者様とのやりとりを教えていただき、自己保身に走らない、反論・言い訳もしない等、対応の仕方、スタンス等も教えていただけたこと
  • ■現状、困ってしまった患者様の対応策を教えていただけたこと

感想

  • ■上腕二頭筋長頭腱(LHBT)へのアプローチでここまで肩関節伸展の可動域が変わることに驚きました。同時に、自分がやってきたLHBTへのアプローチが硬結を捉えられていなかったかを痛感しました。
  • ■前鋸筋へはアプローチしたことがなかったのですが、自身で治療を受けてみて上肢尺側に響くのを感じました。結帯動作改善のアプローチの幅が広がりました。
  • ■MPで感じるというのを初めて体感できたような気がしました。「母指MPにテンションをかけたまま、回内をイメージする」というアドバイスをいただけたことが非常に大きかったように思います。

4月1日より、朝院に来たら、着替えて、掃除をして、タオルを絞ってウォ―マーに入れ、お祈りをしてから、指立て伏せ(四つ這い)を20回やるという習慣を続けています。

今朝の指立て伏せは、昨日教えていただいたことを意識してやってみたところ、今までと異なる部分が痛くなり10回もできませんでした。

ものすごく痛いです。でも、今度こそ、糸日谷先生が言われていたのはこの感覚のような気がしており、これを日々続けることで糸日谷先生のような指を作れるような感じがしています。

セミナーに参加する度に、患者様に還元できる本物の技術を教えて頂き、かつ、今回のような新しい発見があるので、毎回本当に楽しいです。

今後ともご指導よろしくお願い致します。

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【投稿者の経歴】

糸日谷 哲章 【イトヒヤ テッショウ】

保健医療学修士/理学療法士/柔道整復師/
シン・インテグレーション認定施術者

運動学的観点から痛みの発生原因を追求し、難治性疼痛に特化した治療を行う

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いとひや整骨院

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